昔話。
私がまだ大学生の頃、イーブンタイドが発売された。
リストを見ながら思ったのは、
静月の騎兵、エレンドラ谷の大魔導士、運命の大立者、
このあたりがなんだか使われそう。
そんな気がした。
羽軸トゲのコンボもなんかあったらしいけど、ちょこちょこスタンを回すぐらいの自分にはあまりピンと来ない話であった。
当時は予算も限られていたので、自由にカードを買うことはできなかった。
そんな中、ドラフトは順位取りなので高額レアを1200円で手に入れる貴重なチャンスであった。
大してリミテッドの経験がなかったため、8位になっては台所の嫌がらせ屋を2枚もらう自分。
(注:当時そこのローカルルールでアンコモンも2枚づつ逆順位取り)
今思えばただのメシウマである。
で、イーブンタイド入りのドラフトでうっかり3-0することができた。
初めてドラフトで3-0した思い出である。
詳細は覚えていないが、青白のテンポを組んだのを覚えている。
占いの達人/Augury Adeptが強かった。
3-0した者に待っているのは当然1番にレアをとる権利。
24枚をよだれを拭いながら吟味する。
フィルターランドは確か赤黒しかなく、未来予知版の方がデザインが好きなのでスルー。
欲しいレアは2つに絞られた。
A:運命の大立者/Figure of Destiny
B:大爆発の魔道士/Fulminator Mage
この二択だ。
当時の自分はどちらも大して評価をしていなかった。
運命の大立者に関しては、まだ実績がなかったことと、自分がカメレオンの巨像のようなファンタジックなカードに魅せられていたからだ。
今になって思えば明らかに弱いわけもなく、すぐに赤単、白単、赤白GAPPOと縦横無尽の活躍をし始める。
若さ。
大爆発の魔導士に関しては、土地を割るカードの強さは高校時代のカジュアルポンザでそれなりに理解していたため、
「略奪/Pillage[ALL]内臓生物?ばけものか?」
とまでは行かないにしてもまぁなんとなくは強さを感じていた。
ま、どっちが強いかどうかなんてのはどうでもよく、一番重要なのは価格である。
単純に高い=強い、というのもあるし、トレード材料的にもその存在意義は、でかい。
まさにその時の価格はだいたい、
大立者700円
大爆発1200円
といったところ。
散々悩んだ挙句、目の前の欲に勝てず大爆発をもらう。
2位の人が光の速さで大立者をとったのはいい思い出。
当然の結果、次の週には高騰する大立者、大爆発は・・・。
800円ぐらいはしたのかな?
悔しすぎて、もう自分で使うしかないと決めた。
当時使っていた赤緑ステロイドのサイドボードに買い足して3枚投入。
・・・そっとストレイジボックスにしまった。
あれから6年、晴れなんちゃら屋の価格を見てみる。
【JPN】《運命の大立者/Figure of Destiny》金R[EVE]
販売価格: 700円 (税込)
【JPN】《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》金R[SHM]
販売価格: 4,200円 (税込)
ストレイジボックスを探しに探した。
よかった、あのころのままだ。
まだダブルスリーブにもしてないよ。
お帰り、きっと値段上がるって、信じてたから。
最近思うのは、カード売らない勢(別名:資産管理下手くそおじさん)として使わなくなったカードをストレイジボックスにぶち込み続けてきたけど、モダンのせいかカードの値段上がりすぎね。
「よっしゃ、うまく捌けたわ」
みたいな話を聞くたびに、おれも売ろうかなー、なんて迷ってタイミングを逃し続けてきた。
エクテンやらないのに、不忠の糸とかいるの?
欠片の双子はさすがにスタン落ちしたらゴミだよwww
燃え柳の木立エクテン禁止バロスwww
貴族の教主もいらないかなー
etc...
結局売らないのか売れなかったのかよくわからないまま管理もせずにいたのが正解だとは思わないけど、まぁ売らなくてよかったかなー。
おかげでモダンで組めないデッキはほぼないし、足りなくても何枚かはあったりするしね。
特に言いたいことはないのだけど、欠片の双子が100円レアのまま止まっていたら2k越えでビビッて日記書いただけ。
オパールモックス5k越えもたいがいだけどな!!!(1枚足りない)
コメント
おファック。
俺も資産管理下手なので分かる。
おニャンコ。
今思うと主要なカードを当時8枚づつ押さえても足りないレベル。